世の中には、注目されない”いいもの”が意外と多い。小さな町工場から生まれる産業品だったり、家族経営の店が作るお菓子だったり。中には売れないから廃業を余儀なくされるつくり手もいる。そんな状況を「デザインの力で新たな価値を提案し変えよう!」としているのが合同会社アレコレの代表 迫一成さんです。
新潟銘菓の<ゆか里>もその1つ。小さなあ、られに砂糖蜜をまぶした金平糖のような形のお菓子です。かつては多くの店でつくられていたそうですが、年々減少し、今では家族経営の小さな和菓子屋<明治屋ゆかり店>ただ1軒に。創業明治33年の老舗ではありますが、高齢の社長が一人でゆか里を製造され、跡継ぎもいないという状況だったそうです。
アレコレによってパッケージのデザインが変わり、ゆか里は<浮き星>となって再び新潟の人気土産となりました。
かつては年間の1000個ほどの売上だったこのお菓子が、今では年間10万個を売り上げるヒット商品になり、跡継ぎ問題も解消されたそうです。
アレコレ(新潟)
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