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柴田慶信商店(秋田)
粋で丁寧な暮らしに欠かせない
特別な食材でなくても、手に取り蓋を開ける瞬間から心豊かな時間が訪れる弁当箱。 丁寧な暮らしを大切にしようとする風潮の中で、そんな「大館曲げわっぱ」の弁当箱をいつかは手に入れたいと思っている方は多いのではないでしょうか。
柴田慶信商店
中でも1966年創業の柴田慶信商店は、伝統工芸士でもある二代目柴田昌正氏が、プロダクトデザイナーの大治将典氏とともに現代の生活に寄り添う曲げわっぱをつくり出しています。
さらに近年は秋田杉の植林活動や、曲げわっぱを介した地域の教育や文化の振興を目指した活動も行なっています。
天然杉
かつて曲げわっぱの材料として使用していた天然の秋田杉は資源保護の観点から平成25年に伐採が禁止されました。柴田慶信商店では曲げやすく割れや削げが少なく強度に優れている天然杉にこだわり、隣県の高齢樹の天然杉を手に入れ使用しています。曲げに耐えうる弾力性があり、吸湿性に優れ、抗菌作用も備える。
杉の木目を観察すると、夏目と呼ばれる白い部分と冬目と言われる濃い部分の2種類があります。濃い木目が狭い間隔で並ぶ北国の杉は目が詰まっているのです。 冬目は木目が細かいほど丈夫になります。夏目は水分を吸収するため、炊きたてのご飯を詰めると水分をほどよく吸収し保ってくれます。

無塗装「白木仕上げ」
柴田商店のご飯を入れる曲げわっぱは「白木」。その理由は秋田杉の効能を存分に生かすためです。天然杉が本来持っている吸湿性や芳香、殺菌効果が程よく水分を吸収し、ご飯が冷めても美味しく、杉の香りが食欲をそそり、殺菌効果でご飯が傷みにくく、詰めてから常温で一昼夜もつほど。
白木でなければならない理由がここにあると作りてである秋田は柴田慶信商店の柴田さんは言います。

伝統工芸品のよいところを残しつつ進化をしていかなければと考える柴田さんの思いはまっすぐで、ものづくりへのこだわりと使い手への心遣いが感じられるものばかりです。
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商品は樹齢200年以上の杉を使用し、手仕事で一つずつ仕上げていきます。その技をもつ少人数で作られるため入荷までにお時間をいただくことがございます。
ご予約も承りますので、お問い合わせください。

柴田慶信商店(秋田)

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